ルート営業 転職のススメ

【初心者向け】ホワイトなルート営業のおすすめ業界5選

この記事でわかること

  • 初心者にオススメしたいルート営業のホワイト業界5選
  • ホワイト業界の共通点
  • ルート営業に向いている人/向いていない人
  • ルート営業のキャリアパスや将来性、想定年収

ルート営業に挑戦してみたいけど、たくさんの業界があって

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「営業=飛び込みでガツガツ」というイメージに身構えてしまう――。そんな方にこそ知ってほしいのがルート営業です。

ルート営業は、すでに取引のあるお客様を定期的に訪問し、発注や在庫調整、ちょっとしたお困りごとの解決を通じて、関係を長く育てるスタイルが特徴の営業職です。

新規アポの電話や飛び込みが中心ではないため、精神的な負担が少なく、未経験でもおすすめできる営業といえます。

とはいえ、同じルート営業でも業界によって働き方や“ホワイト度”は大きく変わります。

商品の需要の波が穏やかで読みやすい領域なのか、取引先の特徴、単純な値下げ競争に巻き込まれにくい市場なのか――。

また適切な利益をとっていける業界かどうかでも、日々の負荷や求められるスキルはガラリと変わってきます。

このあたりの具体例は本編で触れていきますが、まずは「どんな業界に働きやすさの土台が揃いやすいのか」を押さえておくことが、未経験の第一歩になります。

本記事では、まず未経験者でも安心してスタートしやすい「ホワイトなルート営業のオススメ業界5選」を紹介します。

その後、ホワイト業界に共通する働きやすさの条件、ルート営業に向いている/向いていない人の特徴、キャリアと将来性・想定年収、未経験で失敗しないための実践ポイントを、ひとつずつ解説していきます。

まずは本記事で、ルート営業の「ホワイト業界」の見取り図をつかみ、会社選びの第一歩にしてみてください。

そのうえで自分に合う営業の形を見極め、背伸びせずに成果を出すための道筋を一緒に描いていきましょう。

まずは相性チェックから

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初心者にオススメのホワイトなルート営業の業界5選

早速ですがズバリ結論から話したいと思います。

未経験から入りやすく“ホワイト度”を感じやすいルート営業は次の業界です!

地域インフラ(ガス・水・電気)

暮らしに欠かせない分野で、景気に左右されにくいのが特徴です。施設の総務・保安部門が相手になりやすく、予定を立てて日中に動けることが多いです。

安全・法令順守が最優先で、値段だけで決まりにくく、定期点検や機器入替で継続取引が見込めます。法人担当窓口がオススメ。

具体的な仕事例

  • 地域ガス会社の法人担当:保安点検の案内、機器入替や契約更新の窓口
  • 上下水道・配管資材の専門商社:バルブ・管材・メーター周辺品の法人営業
  • 受変電設備・非常電源の点検会社:ビルや工場の電気設備の定期点検・更新を提案

防災・セキュリティ(消防点検/防犯・入退室設備の保守)

建物、ビルや商業施設、店舗などの消防、防犯設備等は法令や社内ルールで定期点検が必須のため需要が安定します。

訪問は事前調整で平日日中が中心で、認証・対応力など中身の良さで選ばれやすく、機器更新や保守で利益を積み上げやすいことが特徴です。

具体的な仕事例

  • 消防設備の保守・点検会社:消火器・火災報知器の定期点検や是正工事を担当
  • 防犯カメラ関連機器メーカー系販売会社:導入〜設定〜保守までの既存顧客対応
  • セキュリティ機器の専門商社:複数メーカーを扱い、機器手配と保守窓口を一括対応

オフィスのインフラ支援(複合機・ネット回線・社内電話の既存担当)

会社が毎日使う“基盤”なので契約が長く続きやすいのが特徴。相手は総務・情報システム関連部署で平日日中のやり取りが多い。

故障対応や設定サポートなど価格以外の価値で選ばれ、入替・増設でコツコツ安定して収益を伸ばせる。

具体的な仕事例

  • 複合機メーカー及び販売代理店:保守契約のフォロー、入替・増設の提案
  • 法人向け通信サービス会社:インターネット回線・社内電話の契約・更新
  • IT・ネットワーク保守会社:PC・ルーター・電話の設定や定期点検対応

ビル管理・設備保全(管理会社・施設向けの消耗品/点検手配)

空調・給排水・照明などの消耗品は定期交換のサイクルが明確で、年間予定が組みやすいことが特徴。

窓口は管理会社や施設事務で時間が読みやすい。止めない運用=確実性が評価され、長期契約で利益が積み上がる。

具体的な仕事例

  • ビルメンテナンス会社の法人営業:清掃・警備・設備点検などの定期契約、管理
  • 空調・給排水設備の保守会社:フィルタ交換やポンプ点検など、定期メンテの提案
  • 建物設備向け専門商社:消耗品、照明関係などを施設に計画提案

研究・理化学・製薬向けサプライ

研究は中長期の計画で継続するため、消耗品や備品の需要が安定します。

窓口は研究事務や購買で時間が読みやすく、適合や証明が必要で乗り換えの手間が大きく、安売り競争になりにくいのが特徴です。

具体的な仕事例

  • 研究消耗品の専門商社:手袋・チューブ・試薬などを研究室へ定期供給
  • 理化学・計測機器メーカーの既存担当:装置の保守契約や消耗品の追加提案
  • 計測機器の校正・メンテ会社:ピペット・温度計などの校正サービスを定期提供

ルート営業職におけるホワイト業界の特徴・共通点

先ほど挙げた業界に共通しているのは、毎日の仕事を予測しやすい形に落とし込めることと、値段の安さだけで勝負が決まりにくいことです。

点検・更新・定期補充などの“決まって起きる用事”があると、訪問予定を前もって組みやすく、前日までに準備→当日は段取り通りに消化という流れが作れます。

相手も総務や施設管理、研究事務などオフィス側の窓口が多いため、打合せは基本的に平日日中が多いため、無理な時間に呼び出されにくく、生活リズムを崩しにくいのも特徴と言えます。

さらに、これらの業界では安全・品質・記録・サポートといった“中身の良さ”が重視される傾向にあります。単純な最安値だけでは選ばれにくく、丁寧な対応や確実な段取りが評価につながります。

結果として、年次更新や保守契約といった長く続く仕組みになりやすく、企業側も無茶な値引きに走らずに適正な利益を確保しやすくなります。

この「予測できる予定」「中身で選ばれる」「長く続く仕組み」の3点セットが、落ち着いて関係づくりに集中できる=ホワイト寄りと感じやすい土台になっています。

ここからはそれぞれの共通点を具体的に説明していきます。

定期の仕事がある(需要の波が穏やか)

点検・更新・年次見直し・消耗品の補充など、“決まったタイミング”で必ず発生する用事が多いのが特徴です。

これがあると、月ごと・四半期ごとに訪問計画表を作れるので、突発対応に追われにくくなります。

準備も前倒しで進められ、「今日は何をすればいいか」が明確です。

例:消防の年次点検、コピー機の契約更新相談、研究室の定期発注

相手の時間帯が読みやすい(窓口がオフィス系)

総務・施設管理・研究事務・購買など、平日日中に対応する部署が相手になるケースが多いです。

事前にカレンダーで予定を合わせる文化が根付いており、予約制で動けるため、夜間・休日の呼び出しは限定的です。

これにより、生活のリズムを整えやすく、心身の消耗も抑えられる傾向があります。

例:ビル管理会社との定例、企業の情シスとの設定相談、学校の事務局との発注調整

値段だけで決まらない(“中身の良さ”が評価される)

法令順守、安全、記録の正確さ、対応スピード、使いやすさ――こうした目に見えにくい価値が選定基準になります。

つまり、最安値合戦になりにくいと言えます。営業は「問題を出さない段取り」「わかりやすい説明」「トラブル時の初動」などで信頼を積み、値引き以外の方法で選ばれる理由をつくれます。

例:報告書の正確さやクオリティ、障害やトラブル時の対応力、“止めない”設備運用

長く続く契約や仕組みがある(関係が育つ)

保守契約、点検枠、年次更新、定期配送など、自然に次の接点が生まれる仕組みが組み込まれています。

一度関係を作ると、“次もお願いします”が起きやすいです。前任者からの引き継ぎもし易く、顧客理解が積み上がるほど仕事が楽になります。

長期の取引は紹介にもつながり、無理な新規開拓に偏らないのもメリットです。

例:入退室システムの保守、更改に合わせた機器入替、ビル設備の年次点検枠

適正な利益が残りやすい(無理な値下げに流れにくい)

点検作業・書類作成・設定・教育・改善提案など、お金をいただける“仕事の中身”がはっきりしているため、値引きに頼らず付加価値で対価を得やすい構造です。

会社側も継続契約で先が読めるので、人員配置・在庫・納期を計画的に最適化でき、結果として健全な利益を出しやすくなります。

例:機器更新時のセット提案、点検結果に基づく改善工事、防災の是正手配と報告整備

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ルート営業に向いている人の特徴

ここまででルート営業でオススメしたい業界や共通点を紹介してきました。業界選定だけを行えばすべての人がルート営業でうまくわけではありません。

ルート営業に向いている人、向いていない人がいるのも事実です。ルート営業は、「一度きりの勝負」で数字を取りにいくよりも、
約束を守りながら関係を育てていく仕事です。

ルート営業は決まった訪問先が多いため、ルーティン化して効率良く業務を進め、継続して長期的にお客様とコミュニケーションをとることができる反面、人によってはマンネリ化して業務にメリハリがでない、モチベーションが下がってしまうということも考えられます。

小さいことをコツコツ継続して取り組み、目の前のお客様と長く向き合っていけることは、日々の訪問が“作業”ではなく“価値の積み上げ”になっていくルート営業職にとって重要な資質と言えます。

逆に、スピード決着の達成感や毎日違う相手と駆け回る刺激を求めるタイプは、最初は物足りなさを感じることもあるかもしれません。

ここからは具体的にルート営業に向いている人、向いていない人の特徴を紹介していきますので、自分がどのタイプに当てはまるかイメージしてみてください。

聞き上手で、要点を整理して残せる人

相手の困りごとや優先順位を自分の言葉に置き直し、関係者まで分解してメモに落とすことにより、顧客の課題解決に貢献します。

さらに、そのメモを次回の行動(資料・見積・持参物・社内依頼)に変換できるので、顧客からの信頼も得ることができ、継続発注にもつながり、客先訪問での売り上げアップに確実に前進します。

段取りと約束を守り抜ける人

「◯日までに回答」「次回はこの型番を持参」などの小さな約束を1つずつ確実に回収することにより、客先からの信頼を得ることができます。

これは社内での信頼関係も同様で、段取り不足の急な社内対応や、協力部署からの依頼ごとや約束を守れないと社内で業務を円滑に進めることが困難になり、最終的に自身の売り上げや働きやすさにも影響します。

私も過去多くの営業マンを見てきましたが、成果を上げているどの営業マンも社内から信頼があり、協力体制が作れている方が多いです。

段取りが良い人は、納期から逆算して社内手配→協力会社→配送までを頭の中で描き、リマインドで抜けを防ぐタイプです。約束を守れる人は、トラブルが起きても“先出し”で報連相し対策を打てるタイプです。

コツコツ継続できる人(ルーティン耐性がある)

定期訪問・在庫チェック・記録整理など、同じ型の仕事をブレずに続ける力があります。

お客様の仕事の中には1つ100円もしないような消耗品を届けてほしいというような、あまり張り合いのない依頼も時にはあると思います。

そこで自身の売り上げに貢献しないからと後回しにせず、未来への種まきだと思って一つ一つ真摯に対応していくことが必要です。

日々のルーティンの中でも気づくことは出てきます。その気づきに小さな改善を足していくことで、顧客も社内も段取りが楽になり、信頼向上や自身の小さなやりがいにもつながります。

“値下げ以外”の解決策を考えられる人

これまで紹介しているように、ホワイト業界の共通点として“値下げ”以外の付加価値で売り上げを上げていくことができるという点が挙げられます。

逆に言えば、値下げに逃げたいところでも価格を下げず付加価値をつけ、粘り強く提案していくことが重要です。

また、仕入れ側のコスト削減を検討することも効果的な戦略と言えます。

納品頻度の見直し、在庫の持ち方(前倒し/分納)、型番の置き換え、工程の順番変更など、やり方の工夫で損を減らす発想ができます。

単価をいじらずトータルコストを下げる提案は、相手の信用を積み、社内の粗利も守れるため長期的に評価されやすいです。

優しい人・気遣いができる人

要点を1枚の資料にまとめる、持参品を使う順に束ねる、逆算して早めに一声をかけるなど、相手の負担を先読みして、一歩先の配慮ができることは重要な資質です。

人と人との商売が続く限り、私は最も重要な項目だと思っており、それをモットーとしてこれまで多くのお客様と向き合い、現在でも良好な関係を構築しています。

相手の立場になって考えることで“現場の都合”も覚えて動いていけるので、購入担当者だけではなく実際に商品を使う現場担当者にもあなたのファンが増え、こちらから営業しなくても自然と「またお願いしたい」につながります。

売り上げがあまりついていない取引先でも、社長でも購入決済の無い新入社員だったとしても人としての優しさを忘れず向き合うことによって、自分から前のめりになってセールスをしなくてもルート営業では成果を出すことが十分可能です。

→ 関連記事:優しい人の営業職における特徴はこちらの記事で詳しく解説しています!

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ルート営業に向いていない人の特徴

ここからはルート営業向いていない人の特徴を挙げていきますが、大事なことは当てはまる=無理という意味ではありません。

誰にでも色々な特性があるので、大事なことは自身の特性をしっかり理解したうえで、視点を「約束の確実さ・段取り・継続」に合わせて改善していくことが重要です。

短期の結果に強くこだわる

営業職である以上、“結果を出したい”“今すぐ決めたい”と結論を急ぎがちになることもあります。

成果を求めることは営業として非常に重要なことではありますが、そこに軸足がありすぎると、ルート営業では関係を温める時間が長期的な傾向があるので、すぐに結果として現れないことも多く、焦りが空回りにつながります。

ルート営業は「面談の質」「宿題の回収」「信頼の積み上げ」が効くため、単発の受注ではなく継続の仕組みで評価されます。

数字にこだわる姿勢も強みですが、短期の“結果KPI”だけでなく“行動KPI”(提出期限厳守・返答24h以内・定例訪問完遂など)を指標に加えると、成果が出やすくなります。

時間管理やスケジュール調整が苦手

ルート営業は“決めた約束を積み重ねる”仕事なので、抜け漏れ=信用ダメージに直結します。

やるべきことは明確でも、順番の設計とリマインドが弱いと、訪問・社内手配・納期と関係者との調整がうまくいかず崩れがちです。

訪問先は決まったいくつかの地域になることが多く、顧客ごとのオーダーもある程度定型的なものが多いので、ポイントをつかんで仕組み化さえできれば一気に楽になります。

変化の少ないルーティンを退屈に感じやすい

前項でもお伝えした通り、ルート営業は同じ顧客・同じ型の業務が多く、刺激が少なく飽きやすいと感じてしまう人もいるのは事実です。

ただ、ルート営業は同じ型を磨くほど効率と満足が上がります。

目に見えない改善(並べ方・帳票の簡略化・相談の順番・テンプレの更新)をゲーム化するような気持ちで進めていけると、毎回の訪問が「実験と検証」になり、小さな勝ちを積み上げられます。

移動や運転に強い苦手意識がある

ルート営業はその性質上車での移動が多く、運転は必須スキルになることがほとんどです。また、場合によっては緊急対応で商品の納品が必要になるケースもあります。

車を使用した営業活動が会社の方針であれば運転は避けられませんが、動き方の設計で負担は大きく変えられます。

地理的にルートを束ね、渋滞の時間帯やルート先に定型化してしまえば、体も心も負担は下がります。

直行直帰が可能であれば、うまく活用することにより、移動ストレスが激減し効率よく時間活用ができます。

また、運転中も確認や復習に充て成果につながる時間へ変換したり、好きな音楽やラジオを聞いて気分転換するなど移動時間も有効に活用することにより、更に効率よく仕事を進めることも可能です。

ルート営業のキャリアパスと将来性はどう?

ここまででルート営業についてのイメージについてはだいぶ理解が深まったかと思いますが、

ルート営業のキャリア形成や将来性はどうなの?と思った方も多いと思います。

ルート営業のキャリアパスは多岐にわたり、ひとつの道を極めるだけでなく、ルート営業での知識や経験を活かして多くの選択肢があります。

既存顧客から定期的に売上を作る難しさや、長く付き合っていく関係構築のスキルは汎用性が高く、

営業職にとどまらず購買・企画・CS・管理職など多くの仕事で役立ちます。

実際に私も電設資材の専門商社のルート営業からキャリアを始め、メーカー、外資系企業を経て、現在は営業に加えて調達購買部の管理職に就けました。

これに加え本記事で紹介したホワイト業界5選は需要が安定し長期契約が多いため、キャリアの積み上げ”がしやすいのが強みです。

ここからはデータに基づいて項目別での年収レンジ、キャリアパスをご紹介していきます。

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年収レンジ

一般的な年収レンジ

年収レンジ(役職・経験年数別) ※単位:万円/東京基準・固定給+賞与2〜4か月想定
区分 レンジ下限
(万円)
レンジ上限
(万円)
中央値
(万円)
未経験〜1年目(担当)320420370
2〜3年(担当・口座安定)380480430
3〜5年(主担当)450600525
5〜8年(小チーム/係長級)550700625
課長級700900800
次長/部長級8501100975

職種/役割別の年収レンジ

年収レンジ(職務タイプ別・横軸の到達帯) ※単位:万円/東京基準・固定給+賞与2〜4か月想定
職務タイプ レンジ下限
(万円)
レンジ上限
(万円)
中央値
(万円)
大口アカウント/本部・官公庁(KAM)600900750
セールスエンジニア寄り600850725
CS/アカウントマネージャー550800675
営業企画・営業推進(SFA/KPI運用)550800675

業界別年収レンジ

年収レンジ(業界別・担当クラス中心の帯) ※単位:万円/東京基準・固定給+賞与2〜4か月想定
業界/ポジション レンジ下限
(万円)
レンジ上限
(万円)
中央値
(万円)
防災・セキュリティ(担当)450650550
地域インフラ法人窓口(担当)450650550
研究・理化学サプライ(担当)400600500
オフィスのインフラ支援(担当)380550465
ビル管理・設備保全(担当)400600500

参考

年収の高い職業は?平均年収ランキング(職種・職業別の平均年収/生涯賃金)【最新版】

マイナビエージェント ルートセールス|職種別平均年収ランキング

厚生労働省『賃金構造基本統計調査(令和6年)』

キャリアパス

マネジメント(主任/係長 → 課長 → 次長/部長)

マネジメントルートは社内でもそれぞれの役職者がいるように最もイメージしやすいキャリア構築かと思います。

エリアやチーム全体の戦略を描き、粗利・在庫・回収、KPI運用、人材育成等を通じて再現性のある成果を作っていくことが求められます。

評価は個人を評価されていたころと違い、「予実管理の的確さ」「仕組み化の進み具合」「メンバーの成長」で決まります。

ルート営業に向いている長期的にコツコツと向き合える人には非常に向いているキャリアパスと言えます。

スペシャリスト(主要大口顧客担当、重要プロジェクトへの参画)

スペシャリストは、チェーン本部や官公庁、大企業といった大口顧客を深耕し、社内でいわゆるトップセールスを目指すことが挙げられます。

「大型案件の継続率」「取引の広がり(深耕幅)」「切替コストの高い提案の獲得」などが主な評価基準となります。

大型契約は単純な値引き交渉では頭打ちになってしまうことが多いので、値引き以外の付加価値を提供規格・法令・仕様に強く、社内調整を粘り強く進められる人に向いています。

横展開(営業企画・購買/調達・商品企画)

横展開とは、現場で培った“お客様のリアル”を武器に、他部署や新しい業務にチャレンジすることです。

私自身もルート営業をはじめとした営業経験を活かして現在は調達購買の管理職に就くことができました。

そのほかにも仕組み作り(営業企画)顧客の声を製品へ反映(商品企画)など多くのキャリアの選択肢があります。

部署が変わるとルールも変わり任される仕事や承認プロセスなども大きく変わることがありますので、段取りや約束が守れる方には向いているキャリアパスといえます。

領域スライド(扱う商材を変えていく)

領域スライドとは、同じルート営業でも切替コストが高い/法令・規格が絡む分野へ移り、単価と粗利を上げていく発想です。

たとえば、オフィス機器 → セキュリティ/ネットワーク → 計測・研究 → 防災統合と段階的に“非価格要素”の強い領域へスライドし、値段以外で選ばれる商材にシフトしていきます。

扱う商材が変わっていくので商材の量も広がり覚えることはかなり増えますが、コツコツと知識を蓄えてルート営業での顧客との向き合い方をしっかりと活かせれば、他者には真似できない唯一の人材になることも可能です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は“ホワイト”なルート営業5業界の見極め方から、向き不向き・キャリア・年収まで一気に整理しました。

ポイントをまとめましたので、参考にしてください。

まとめ

  • ルート営業は「関係を育てる×段取りで進める」仕事
  • オススメなホワイト業界5選とホワイト業界の共通点
  • ルート営業に向いている特性は「聞く×段取り×継続×気遣い」
  • ルート営業には多種多様なキャリアパスがある!

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